ラズパイ日記...29日目...pythonからC/C++環境へ

前回は、母艦PCをx64 win10にしてWSLなdebianをインストールしたところまででした。

今回は、

WSL debian上でesp32の開発環境esp-idfを構築して、Lチカの確認までいきたいところです。

参考にしたのは、以下のページです。
https://qwx.jp/esp-32-idf-on-linux-mint-ubuntu-vmware/
https://qwx.jp/esp32-esp-idf-hello-world-and-blink-on-linux/

ESP32開発環境としてdebianを使ってる人は皆無で先人も少ない感じです。見た目のいいUbuntuが主流なんですね。ベースは同じなのに。

10年前まではFreeBSD派でkernel panicで落ちるLinuxは馬鹿にしていたのですが、最近は使い勝手の良さに負けてdebian系を使ってます。ラズパイがdebian系なので他のに手を出すとコマンド覚えきれません。

参考ページのとおり設定していけば環境構築は可能です。途中でいろいろと足りないとエラーが出るので、その都度調べてapt-get installが必要です。

サンプルのhello worldとblink(俗にいうLチカ)のコンパイルとESP32への転送、動作確認まで確認できました。状況は動画で。

まずは、hello worldですが、実行バイナリーがESP32に転送されてhello world表示して10秒カウントダウン後再びhello world表示と見た目は地味な動作が続きます。動画ではわかりずらいかもです。

次にblinkは、実行バイナリーがESP32へ転送されるとLEDがon/offします。

今回のまとめ

前回設定したWSLによるdebianにて動作するESP32開発環境のesp-idfを構築した。
また、サンプルプログラム2つ(hello world, blink)の動作を確認した。

ラズパイ日記...28日目...母艦の開発環境変更

母艦PCをx64のWin10にしました

これまでのi686 Win7使ってた環境をそのまま、64bit版へ移行すればと思っていましたが、そう簡単ではありません。
まずは、ESP32にpythonコードを送り込むuPycraftですが、Win10ではライブラリーがどうのとうんともすんとも動きません。

この際ちょっと面倒になりますが、C/C++環境で開発できるように環境を構築します。
参考はこちら。
https://watako-lab.com/2018/04/14/esp32_dev_env/

これはWin10にmsys2を入れて疑似Linuxな環境を作って、esp-idfを構築する方法です。

と、いろいろと先人の知恵を眺めているとWSL(Windows Subsytem for Linux)という素晴らしい機能がx64 win10から使えるようになったことがわかりました。
細部は「win10 WSL」というキーワードで検索してみてください。

linux kernelを模したLxsysとLxCoreというエミュレータがkernelの替わりをしてくれます。よって、アイコンクリック一発で立ち上がります。

早速、WSLを使えるようにしてdebianをインストールしました。
WSLを使う設定をして再起動します。その後、Microsoft storeからdebianをインストールします。起動するとCUIなコンソールが即立ち上がります。ものの5分でインストールは完了です。ただし、このdebian何も入ってません。いろいろとapt-get installが必要です。
あとは日本語化とか細かい設定は、以下を参考にしました。

https://scratchpad.jp/debian-on-windows10-2/

ファイルシステムはext4ではなく、NTFS上にVoIFSとかいうので構成され、Win10からも見えるのですが、触るといろいろと壊れるそうです。

これでUSB-serialもちゃんと動いてくれると、esp32開発用にもう一台準備しなくても十分な感じです。esp-idfの構築は、次回ということで。

今日のまとめ

Windows10のWSL(Windows Subsystem for Linux)を使えるように設定し、debianをインストールしました。

ラズパイ日記...番外編...母艦はWin10へ

メモリーの買い間違いありましたが、Amazonで返品交換してもらいようやくパーツがそろいました。

Amazonの返品対応は早いですね。返品ボタン押すと宛先と同封するバーコードの印刷画面が出てきてこれを印刷して、宅急便かゆうパックで送り返します。買い間違いは、送料元払いですが、不良品の場合は着払いで送料もかかりません。
市川AFCで返品はまとめてやってるようですね。
返品センターに届いたら検品等は数時間で完了し、Amazonポイントに反映され返品返金終わりです。クレジットカードだと入金まで1-2週間かかるようですが。

ノート用のDDR4-2400はこちら
デスクトップ用と横幅やpin数が違います。
さて、組み立てです。CPUは、変更不可です。第8世代のi5が入ってます。
 
下がM.2接続のSSDと上がDDR4メモリーです。ほぼ同じ大きさ、揮発性メモリーは16GB,不揮発性SSDは500GBです。 
 
本体は、下部のネジを4本回せば底蓋が空きます。メモリースロットは2つあります。
SSDは、M.2スロットに取り付けます。精密のプラスドライバーが必要です。
えらく発熱するそうなのでヒートシンクを取り付けました。
メモリーは16Gです。普通に使うのには十分だそうです。動画編集等するときに備えて、1スロット空けてあります。
Win10のhomeです。光学ドライブなくても、USB版というのを買えば問題ありません。
USB3.0からSSDへのインストールは15分もあれば終わりました。

ようやくWin10となりました。またこのNUCは、FANが無いため、全く音がしません。
電源オンからの立ち上がりも15秒ほどとなり、音は無音、画面もサクサク動くということで見違えるように環境が良くなりました。

Win10に慣れつつ、引き続き環境設定したいと思います

ラズパイ日記...esp32(arduino)+mpu6050

# esp32で6軸センサー読み出し esp32で6軸センサーを読み出し、値をグラフ表示して動作を確認します。 ## 準備 ハード的な接続は、センサーが3.3V駆動できるので、3.3VとGNDの2線で電源供給します。I2C用にSDAとSCLのデータ線が必要ですが、esp...