ラズパイ日記...28日目...母艦の開発環境変更

母艦PCをx64のWin10にしました

これまでのi686 Win7使ってた環境をそのまま、64bit版へ移行すればと思っていましたが、そう簡単ではありません。
まずは、ESP32にpythonコードを送り込むuPycraftですが、Win10ではライブラリーがどうのとうんともすんとも動きません。

この際ちょっと面倒になりますが、C/C++環境で開発できるように環境を構築します。
参考はこちら。
https://watako-lab.com/2018/04/14/esp32_dev_env/

これはWin10にmsys2を入れて疑似Linuxな環境を作って、esp-idfを構築する方法です。

と、いろいろと先人の知恵を眺めているとWSL(Windows Subsytem for Linux)という素晴らしい機能がx64 win10から使えるようになったことがわかりました。
細部は「win10 WSL」というキーワードで検索してみてください。

linux kernelを模したLxsysとLxCoreというエミュレータがkernelの替わりをしてくれます。よって、アイコンクリック一発で立ち上がります。

早速、WSLを使えるようにしてdebianをインストールしました。
WSLを使う設定をして再起動します。その後、Microsoft storeからdebianをインストールします。起動するとCUIなコンソールが即立ち上がります。ものの5分でインストールは完了です。ただし、このdebian何も入ってません。いろいろとapt-get installが必要です。
あとは日本語化とか細かい設定は、以下を参考にしました。

https://scratchpad.jp/debian-on-windows10-2/

ファイルシステムはext4ではなく、NTFS上にVoIFSとかいうので構成され、Win10からも見えるのですが、触るといろいろと壊れるそうです。

これでUSB-serialもちゃんと動いてくれると、esp32開発用にもう一台準備しなくても十分な感じです。esp-idfの構築は、次回ということで。

今日のまとめ

Windows10のWSL(Windows Subsystem for Linux)を使えるように設定し、debianをインストールしました。

2 件のコメント:

  1. 環境づくりも大変ですね! 私はJetson Nanoを購入した勢いで、画像認識で自律走行するロボット JetBotを検討中です。

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    1. コメントありがとうございます。
      Winも7→10はガラッと変わり、x32→x64はほぼ再installですが、x64未対応とか悲しいアプリもあります。alexaアプリで、初alexa体験もしました。記事のとおりWSL環境にてdebianが瞬間でon/offできるようになり、結構ニンマリでした。ただいま、esp32開発のためにesp-idf環境を設定してます。これは来週に。

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